Part.8 大谷 哲也・桃子さん「大谷製陶所」

ちょこっとお邪魔工房探訪

今回の工房探訪は大谷哲也さん・桃子さんご夫妻の「大谷製陶所」にお邪魔しました。広い緑豊かな敷地にご自宅と工房があります。

chapter 1 大谷製陶所

大谷製陶所

大谷製陶所は2008年に開窯されました。お二人の作品は日々の暮らしの中から生み出され、日本国内外へと送り届けられています。

chapter 2 エントランス

knot

工房の入り口にはご夫婦の作品が仲睦まじく飾られています。右手の工房と自宅をつなぐ部分には「knot」(結び目)と名付けられた柔らかい光が窓から差し込む展示スペースがあります。

chapter 3 工房

窓際に続く一列の作業スペース。手前が桃子さん、奥に哲也さんの作業場があります。現在はお弟子さんお2人と制作されています。

暮らしから生まれる

哲也さんは磁器の白い器、桃子さんはハスの花やバナナの葉など主に植物をモチーフにした器とそれぞれの作風は違いますが、お二人とも制作の根底にあるのは「暮らしで使いたい」作品を作るということ。

白い滑らかな土がまるで生きているように変化してゆきます。

「足す」ことではなく「引く」ことで生まれていく器たち。

高台部分の削り作業。一つ一つが気を抜けない作業です。

化粧泥をかけているところ。この後絵付け、素焼き、透明釉、本焼きがあります。まだまだ制作序盤です。

何気ないところに哲也さんのランプシェードが。

「ムロ」の引き戸が寂しいからと、下描きなしで桃子さんが描いたそう。

chapter 5 info

こちらは愛犬の「ハチ」くん。いつも元気にお出迎えしてくれます。

大谷製陶所

https://www.ootanis.com